6.27.2008

3人部屋のコツ

 最初、見も知らぬ外国人との3人部屋の生活は、いったいどうなることか不安でしたが、何とか無事に推移し、あと1週間を残すのみとなりました。
 私の同室者は、Templeの1L(1年生を終わったばかり)で、俳優さんのような顔立ちのJくんと、海兵隊出身で、Case Western Reserve Law Schoolの1LのPくんです。Jくんは、毎晩帰宅が深夜の遊び人ではありますが(失礼!)、いつも明るい笑顔で接してくれます。一方、Pくんは、両手背中に漢字の入れ墨があり、ちょっととっつきにくい印象ですが、意外なところで配慮を感じる好青年です。本当は、私の英語力がもっとあれば、いろいろな話もできたのでしょうが、残念ながら、それまでには至りませんでした。
 男性の3人暮らしというのは、振り返ってみますと、やはり多少のコツがあったと思います。ひとつめは、最低限の互いの配慮です。同室者が眠そうであれば、さりげなくこちらも寝る態勢に入るとか、相手が寝ているときはなるべく音をたてないとか、当然のことではありますが、そういった配慮は結構伝わります。
 ふたつめは、自分の生活のリズムをしっかりつくることです。私は、毎朝午前6時すぎに起き、身支度をし、午前7時に向かいのBarに朝食に行きます。夜は午後10時前後に帰宅し、午後10時半すぎにはシャワーを浴びて、基本的にはベッドに入ります。このようにリズムを維持すると、同室者も「彼iは、これからシャワーを浴びるだろう」という予測ができます。この予測を持たせることが円滑な共同生活には欠かせないと思います。
 みっつめは、挨拶です。日本人は忘れがちですが、朝は必ず「Good morning!」、外出するときは「Have a nice day!」、帰宅したら「Hi!」など、笑顔で挨拶を交わすことが潤滑油になります。
 よっつめを挙げるとすれば、女性とは異なりますが、あまり深く関わりすぎないことでしょうか。女性は、食事もいつも一緒という組が多いようですが、男性はそれぞれ別々に行動し、互いの行動を尊重する方が長い間うまくいくと思います。

ローマの街角でよく見かける水道です。いつもちょろちょろ出ています

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